HD-SDI規格対応の監視カメラ

監視カメラも高画質化は年々進んでおり、放送業界で使われるような高いスペックのものも対応が進んでいます。

最近になって普及が進んでいるものの一つにHD-SDI規格というものがあります。

これは、日本では衛星放送の信号を送信するために利用されてきたもので、ハイビジョン放送に対応するため、高画質映像情報を遅延なく伝送可能な同軸ケーブルを利用することが特長です。

ここで言う同軸ケーブル、とは、録画する側の機器と、伝送するための回線側の機器で扱う信号のタイプが共通であることを意味しています。

同軸でない場合は、せっかく高画質で録画した映像でも、伝送に適した形に変換しなければならず、この変換に時間がかかる場合は伝送速度を保つためにデータ量を削減するなどの措置が取られるため、画質が低下するデメリットがあります。

しかしSD-SDI対応カメラなら、画質低下なしに高画質の現場映像をリアルタイム送信できるため、より高い防犯、監視効果の高い環境を構築することが可能になります。

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